(2024年7月30日 財団8周年記念シンポジウムより)
堂原 有美(どうはら ゆみ)さん
「教室から世界一周!」プロジェクト代表
株式会社WTOC(ウトック)代表取締役
広告代理店勤務のあと、世界一周の旅へ。
幸福度ランキングの高い27か国を巡る。
それらの国々の教育が、「好き」「個性」を伸ばすということにフォーカスしていることを知り、日本でもそのような環境を作りたいと思い、起業。
ミッションは「個性の数だけ、選択肢を」

世界中の同世代同士の意見交換の場をつくる

語学学習の事例

学校同士をつないで、学校や地域のプレゼンテーションや環境についてのディスカッションをしたり、どのような授業を行っているか、など情報交換を行いました。
名古屋市の中学校とシドニーの中学生とのオンライン交流、また最近ではリアル活動も行っており、
大学生に関わってもらうことでの成果を期待しています。
いかに持続的な、循環していけるような仕組みが作れるか、チャレンジしているところです。
探究学習の事例

どうすれば過疎地を救えるのか、国内の中高生とメキシコ、コスタリカの若者とのディスカッションから提案をつくりました。この活動は地元のメディアでも紹介され、生徒たちも刺激を受けてくれました。

若い人たちがあまり訪れない名古屋城を、どうPRすればよいのか、といった課題から実施したプロジェクトです。結果、関わった学生たちはみな、熱心に学習して名古屋城に詳しくなり、大変活発な活動になりました。
とても好評だったため、このプロジェクトは継続してアメリカとウズベキスタンで開催することにしています。

オンラインで地域の紹介を行うことで、発表する生徒は地域をより学ぶことができ、聞く側はぜひその地に行ってみたいと思うようになる、そうしてリアルな交流につながっていきます。

海外と交流すること、子どもたちが海外に行くことが、日本をよくすると信じています。
これからも様々な切り口で、交流を続けていきたいと思っています。


