今回のミーティングは非常に有意義な時間となりました。まず、このような場を設けてくださった主催者様方に感謝申し上げます。
福岡西陵高校の後野夢咲志先生による事例紹介、「平和のために私は何ができるか」という授業の実践報告の中で、生徒が授業前に「デモや攻撃を減らすことが平和につながる」と考えていた(=デモを攻撃と同列に捉えていた)という部分、とても驚きました。しかし、この授業を通じて、デモが非暴力な手段であり、日本国憲法で保護されている重要な権利であることなどを、生徒が理解できたのならば、教育の力を改めて実感するエピソードでした。
また、この授業を行うまでの間に、先生が直面した社会的な圧力についてのお話も印象深かったです。この国では、声を上げる行為が時に誤解されやすい現実があり、それに対してどう向き合うべきかを考えさせられました。
こうした内容を受けて、たとえば生徒が「憲法」についてさらに深く学びたいと思い、日本や他国の憲法を比較したり、非暴力の歴史的背景を調べたりすることが、新たな探究テーマとして発展しそうですね。
現場の先生方の報告や問題提起を聞くことで、多くの学びと刺激を受けることができました。これからもこのような場での交流を楽しみにしています。